「ファイナルファンタジーXIV」ケーススタディー
スクウェア・エニックス
パフォーマンス&ブランディング


課題
私たちは、「ファイナルファンタジーXIV」をMMORPG業界で最も強力なタイトルの一つとして確立することを目指し、その過程においてファンを驚かせ、喜ばせることを大切にしました。
ファイナルファンタジーは東洋のオーディエンスの中では既に根強い人気がありますが、西洋のオーディエンスに向けてさらに強固な基盤を築くことを目指しました。この取り組みは、2019年の「漆黒のヴィランズ」マーケティングキャンペーンに始まり、「暁月のフィナーレ」ではそれまでの成果をさらに発展させるという新たな挑戦となりました。
戦略
具体例として、Red Crossとの体験型コラボ、トム・ホランドやSiaといった有名タレントを起用したトレーラー制作、高い効果を見込んだ戦略的なメディア投資などがあります。


アプローチ
私たちは人気ポップスターのSiaと協力し、フランク・シナトラの名曲「Fly Me to the Moon」を新たにアレンジしました。これは、プレイヤーが初めて月で戦うという「ファイナルファンタジーXIV」の重要なテーマと見事に合致していました。
この楽曲を軸に、既存のファンをさらに魅了し、多くの新規プレイヤーを獲得する革新的なデジタルキャンペーンを展開しました。




ローンチトレーラーのテーマソング
私たちはロックバンドArchitectsのボーカル、サム・カーターと協力し、「ファイナルファンタジーXIV」最新拡張パッケージ「ファイナルファンタジーXIV:のサウンドトラックに参加してもらいました。暁月のフィナーレ」
Liquidは、サムと祖堅正慶(FFXIVのリードコンポーザー)と直接連携し、サムの歌声が楽曲、トレーラー、ゲーム全体の世界観に溶け込むように調整しました。――その成果は誰の目にも明らかでした。
このパフォーマンスは、普段は評価が厳しいコミュニティからも「光の戦士」の新たな冒険にふさわしいと認められ、絶賛されました。

Red Cross x Stormblood Drive
クリエイティブ業務

結果
キャンペーン後の「暁月のフィナーレ」の売上はあまりにも好調で、サーバーへのアクセスが集中したために、スクウェア・エニックスが一時的に販売を停止する事態となりました!
サービス:メディア戦略、プランニングおよび実行、デジタルバナー、バナーのローカライズ、セレブリティによる実写スポット広告、非営利団体とのパートナーシップ管理
提供アセット:オリジナル楽曲2曲、公式ミュージックビデオ1本、デジタルメディア、FFXIVおよびシーア両チャンネル向けのソーシャルプロモーション用アセット+Spotifyプロモーション、インフルエンサープログラム