「ソニック:フロンティア」ケーススタディー

セガ

グローバルローンチキャンペーン

次世代のヘッジホッグアクション

課題

「フロンティア」のローンチに先立ち、ソニックブランドは映画の大ヒットにより、かつてないほどの高評価を集めていました。

私たちはこの好感度の高まりを追い風とし、映画やTVシリーズで増えた新たなファンに「フロンティア」をプレイしてもらい、ソニック旋風をゲーム市場へ広げる戦略を立てました。

戦略

メディアチームによるオーディエンス調査と戦略立案に始まり、主要キャンペーンアセットをすべて制作し、ソニック史上最も野心的なタイトルのローンチを支援しました。

戦略フェーズでは、このユニークでありながら制約のあるオープンワールドゲームをファンに理解してもらうため、クラシックソニックの「ゾーン」という概念を取り入れ、ソニック初の「オープンゾーン」ゲームというコンセプトを定着させました。

ゲームタイトルの命名も私たちが担当しました。

アプローチ

私たちのキャンペーンは、インフルエンサー、動画、ソーシャルメディアなどの主要チャネルを通じてカスタマイズされたメッセージと魅力的なストーリーテリングを展開し、子供、親、そしてあらゆる世代のソニックファンに効果的にアプローチしました。

また、ソニックのポップカルチャーアイコンとしての地位を活かし、MrBeastとのコラボレーションや、タイムズスクエアを含むニューヨークやロサンゼルスでの大規模OOHキャンペーンなど、文化的なモーメントを活用した展開も実施しました。

インフルエンサーキャンペーン

アクションアドベンチャー3Dプラットフォーマー「ソニック:フロンティア」のインタラクティブな魅力と、Mr. Beastのユーモアと寛大さを融合させ、ソニックをテーマにした没入型コンペティションを実現しました。

TikTok上では、参加者が1万ドル獲得を懸けて競い合い、これはMr. Beastにとって初のゲームコラボレーションとなりました。

この2つのアイコンによるパートナーシップにより、3,000万回を超える視聴数と17,000件以上のインタラクションが生まれ、エンゲージメントは驚異的に高まりました。

Mr Beast x 「ソニック:フロンティア」

Merrick x 「ソニック:フロンティア」

AVキャンペーン

2021年から2022年にかけて、私たちはティザートレーラー、アナウンストレーラー、3本のストーリー/フィーチャートレーラー、Queenの「Don’t Stop Me Now」のライセンスを取得して使用したメインローンチトレーラー、さらに家族やギフト購入層向けの実写スポット2本を制作しました。

結果

「ソニック:フロンティア」は過去10年間で最も売れたソニック作品であり、史上最高の売上を記録した3Dソニックゲームとなりました。

そのうち約30万本の売上が私たちのメディア施策に直接起因しており、キャンペーンがゲームの成功に大きく貢献したことを実証しています。
8カ月間にわたり15の地域で展開されたキャンペーンは、世界中のオーディエンスに広く届き4億5,000万件超えの質の高いインプレッションと、4億回超の動画視聴数を記録しました。